余っているAndroidタブレットをディスプレイにしたり、
余ったAndroidスマートフォンをPC用サブディスプレイとして使う : ららら雑記帳
Windows10搭載のMiracastで拡張してみたり、ディスプレイ関連の様々な試行錯誤をしているわけですが、どうしても微妙に使いづらい。一番良いのは単純にきちんとしたディスプレイを買ってHDMIなりDisplayPortなりで接続することなのですが、スペース的に厳しい。片付けてどうにかなる問題なスペースではありません。

リアルスペースが無いならばバーチャルスペースだ!ということで、GalaxyS7eを買ったときに貰ったGear VRを使ってバーチャルディスプレイを使います。

有料かつGear VRではなくHTC ViveやOculus RiftなどガチVR機器に対応したバーチャルディスプレイソフトウェアは複数ありますが、無料かつ(お試しなので)Gear VRに対応しているソフトウェアとなるとそこまでありません。
いざとなればHTC Viveなどで動作するソフトウェアをGear VRで無理やり動作させることもできますが、
Androidスマホとスマホ用VRゴーグルでSteamVRを遊ぶ : ららら雑記帳
OculusGoかGearVRを利用してSteamVRをプレイできるALVRを使ってみようとした : ららら雑記帳
まぁ実用性は疑問です。使えはしますが日常的に使うにはね・・・

無料かつ対応のソフトウェアとして今回はBigscreenを使ってみました。
Bigscreen
VRゴーグルによってアプリの準備など変わってきますが、そこまで難しくありません。
私が所持しているのはGear VRだけなのでGear VRでの方法を書いておきます。

まずGalaxyからOculusアプリを起動し、Bigscreenと検索してインストールしてください。そうですBeteのやつです。

次にWindows側の設定。
Remote Desktop | Bigscreen
基本的にここを見ながらやればできます。右クリック翻訳でもしてください。
いちおうここにも簡単に書いておきます。
まずWindows用ソフトウェアをインストールします。
Steam版とOculus版があるみたいですが、今回私がSteam版を入れたこととOculus版のページが何故か開けないのでSteam版でのリンクと説明を書きます。
Steam:Bigscreen Beta
ここからインストールしてください。Steamぐらい使ってるでしょ。使っていない方はここでアカウントつくってインストールしておきましょう。
インストールが完了したらライブラリに存在しているBigscreen Betaを右クリックしてRemote Desktop streaming clientをプレイをクリックして起動してください。
すると、
Bigscreen01
この画面になるのでSTART STREAMINGをクリックします。
Bigscreen02
こうなりますので、CONNECT TO YOUR MOBILE HEADSETをクリックします。
Bigscreen03
するとルームのコードが出ますので、記憶するなりその画面にしておいたままGear VRを使ってBigscreenを起動しましょう。

Gear VRをかぶってBigscreen Betaを起動します。するとルームに入る感じのやつがあるので、そこで先程のコードを入力しましょう。
そうするとストリーミングされたウィンドウが表示されます。

使ってみた感想ですが、そもそも私の使い方に向けて作られたソフトウェアでは無いため、まぁ正直残念な感じです。きちんと表示されていますが、解像度に難がありますし、ラグもそこそこあります。
そもそもが複数人集まって、共有されたウィンドウで映画なり映像などを見る、といったコンセプトで作られているらしく、VR上で仮想デスクトップのように使うものではありません。実際、映像を見るためならば十分実用性がありますし、かなり快適だと思います。ウィンドウをミラーリングするので使い勝手もいい。素晴らしい。

今回の私の使い方では残念な感じになってしまいましたが、映画を見るといった操作を必要としないものならばかなり便利なものだと思います。
そもそも、私の使いたい仮想デスクトップ的なことは他の有料かつGear VR非対応のソフトウェアのほうが適任でしょう。おそらく。
素直にディスプレイを買いましょう。
HTC ViveとVR Readyなスペースがほしい・・・

Advertisement